日大タックル事件について、ここに記述してください。

1. 関学

http://nya-su.doorblog.jp/archives/65919817.html 関学大は、この回答書への見解として論理的に10の不可解な矛盾点をつきつけた。

(1)なぜDL(宮川)選手へのヒアリングを行っていないのか。

(2) なぜ内田前監督はDL選手と面会した際に反則行為に至った理由を本人に確認しなかったのか。

(3)第1プレーで行われた反則行為を井上コーチが現認していたにも関わらず

(4)第1プレーについて内田前監督は「ボールの動きに着目していたため現認していなかった」としているが、試合後のコメントなどでは認めている発言をしている。この矛盾への言及がないのはなぜか。

(5)第3プレーでの重い反則行為が行われた際に「井上コーチはボール保持者に向かってプレーするように注意指導、指示を出した」と回答されているが、映像では、ひとこと声をかけているだけで「注意指導、指示をした」というレベルより程遠いもので内田前監督もベンチへ下げての指導、注意をしていない。乖離が明確になっているのになぜ指導者の反応が乏しいのか。

(6)第5プレーでも重い反則行為が行われDL選手は退場処分になったが、井上コーチは内田監督にすぐに報告していない。映像ではベンチに戻ったDL選手に指導、注意をしているように見えず、極めて異例の事態でありながらベンチ全体が一連の行為をあたかも予測しているように振る舞っており違和感を覚える。

(7)なぜ内田前監督が反則行為を認識したのが9日とされているのに関学への最初の連絡が11日の20時15分と遅れたのか。

(8)井上コーチが認めている「1プレー目でQBを潰してこい」というDL選手への指示は、「相手を潰せ」ではなく「QBを潰す」という明確な目的が示されていると考えるのが自然で、まして「1プレー目」と条件を絞りこんでいるのは、乖離ではなく指示とDL選手の受け取り方に整合性があると考えるのが合理的。

(9) DL選手が負傷したQB選手に謝罪に訪れた際、手書きで書いたメモに基づいて事実関係を説明したが、その内容は会見とほぼ同じで一貫性があり信憑性が高い。一方、内田前監督、井上コーチの会見での発言は、これを否定するに十分な根拠がない。

(10) 本人にヒアリングもせずDL選手の精神状態を悪質プレーの原因とする結論はDL選手の尊厳を著しく損ねるもので納得できない。

関学大は、これらの不可解点を列挙した上で、「内田前監督、井上コーチの会見での発言内容には極めて不自然な点が多く、指導者が真実を語っていると信じるには根拠が不足しており、誠意ある回答とは受けとれない。日大の見解には強い疑念を抱かざるを得ず、これ以上の問答は平行線をたどる可能性が高い」と、キッパリと断交を宣言した。