== 攻撃/DDoS/リフレクター攻撃/三条件 == JPRSが必要だというみっつの条件を考えてみる。https://jprs.jp/tech/notice/2013-04-18-reflector-attacks.html === 送信元IPアドレスの詐称 === 返答を攻撃対象に向けさせるためには必要と言っていい。 === reflectorの存在 === 多数必要かどうか。どれくらいが多数といえるか。 オープンリゾルバーはreflectorのひとつに過ぎない。  ゾーンサーバを利用するのであれば、アクセス制限すら気にする必要がない。 === 増幅率 === オープンリゾルバーを反射板に使うなら、任意サイズ(EDNS0の制限範囲)の返答を 返させることができる。 ゾーンサーバを反射板に使うこともできる。 最近はDNSSECによって、返答が大きくなりがちなので、難しい話ではない。 -- ToshinoriMaeno <> == 結論 == DoS攻撃手段としてのリフレクター攻撃が使われるのは  送信元IPアドレスの詐称ができる接続業者が存在しており、  以下が実現できるからだと考える。   攻撃を集中させるのが簡単、かつ身元(攻撃元)を隠せる。 そこで、詐称しにくくするingress filteringが需要になる。接続業者の責任である。  BCP 38 (Ingress Filtering)を実施していない接続業者はDoS攻撃幇助と言ってもよい。  こういう業者のリストは作れないものか。 ただし、詐称ができなくても、リフレクター攻撃は可能だ。  リフレクター攻撃でないDoS攻撃も存在する。[[攻撃/DDoS]] -- ToshinoriMaeno <> https://www.nlnetlabs.nl/downloads/publications/report-rrl-dekoning-rozekrans.pdf