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19 * DNS/運用 <https://moin.qmail.jp/DNS/%E9%81%8B%E7%94%A8>
20 * コロナウィルス
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22 * 三峡ダム <https://moin.qmail.jp/%E4%B8%89%E5%B3%A1%E3%83%80%E3%83%A0>
23 * 木村泉先生
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25 * ミニコンと木村泉先生
26 <https://moin.qmail.jp/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%A8%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%B3%89%E5%85%88%E7%94%9F>
27
28 ------------------------------------------------------------------------
29
30 * 編集
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32 * コメント <#>
33 * 情報
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39 *
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45
46
47
48 1. ミニコンと木村泉先生
49
50
51 2. 木村泉先生/イーグル村通信
52
53 「韋編三絶」 何度も読むうち、とじひもが三回も切れた
54
55 ワインバーグさんの話は難しい。
56
57
58 2.1. 第50回 早めにもうろくするための方法
59
60 いま読み直してみるとすんなりと受け入れられることでも、 最初に読んだとき
61 にはなにを言っているのかわからないことがよくあった。
62
63 経験を重ねたことも影響しているのだろう。
64
65 木村先生はどういう思いで訳されたのか。
66
67 楽しんで読むのが重要であり、そこからなにか得られれば、訳者にも喜んでいた
68 だけるのでないか。
69
70 前野年紀
71
72
73 3. 木村泉先生/ミニコン
74
75 NEAC 3200/50 (別名 Pontiac): ../莫迦話
76 <https://moin.qmail.jp/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%B3%89%E5%85%88%E7%94%9F/%E8%8E%AB%E8%BF%A6%E8%A9%B1>
77 でよく取り上げられている。読み直して欲しい。
78
79 Hitac-10 はシミュレータを作って、動かしておられた。
80
81
82 3.1. プログラム言語第一
83
84 情報科学科の科目のひとつ、ミニコン NEAC 3200/50 を題材にして、 『"計算機
85 の世界、という新しい自然界についての直感的理解に達すること。』を目標にさ
86 れた。
87
88 「自然界」には違和感があるが、専門家を養成するなら、いまでもやって欲しい内
89 容だ。
90
91 * 裸の計算機に接する機会はもうないか。(複雑になりすぎた。) 簡単なコン
92 ピュータを自作する方法はあるが、「自然」とは言えない。
93
94 OHPフィルムに手書き、色付きのスライドを使って講義をされていた。見た方も
95 多いと思う。
96
97 * 大変な時間をかけられたと思う。 準備は講義の直前に行い、脳をリフレッ
98 シュするのがよいとのこと。
99
100 手元にあるのは色なしの印刷版だ。
101
102 * 今となっては細かい説明(ここまでやるんかい)もあると感じるが、 現物の
103 計算機が目の前にあって、自分で確認できたのはいい経験になったことだろ
104 う。
105
106 アセンブラはSPA(Hitac-10用に作られた島内システム)類似だから、移植された
107 のか、記憶にない。
108
109 *
110
111 ../プログラミング・シンポジウム
112 <https://moin.qmail.jp/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%B3%89%E5%85%88%E7%94%9F
113 /%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%EF
114 %BD%A5%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0>を参照。
115
116 前野年紀
117
118
119 4. 木村泉先生/莫迦話
120
121 N. H. K. の三人の著者による連載記事
122
123 * 共立出版 雑誌 bit 連載 1972年から、...
124
125 のちに、
126
127 * 「計算機科学の発想」 単行本 – 1981年5月
128
129 としてまとめられた。(連載の半数が納められている。) お三方の本名は明かさ
130 れていない。(知るひとぞ知る。だが今となってはどうか。)
131
132 三人の著者による座談会の回が特に興味深い。 当時の背景を思いやりながら読
133 むと、今でも面白い。(HさんとKさんのやりとりは漫才のよう。) お持ちでない
134 方は図書館で探してみてください。
135
136 木村先生が書かれたミニコン関連話にはイニシャル(H. K. 君など)で木村研関係
137 者が複数登場する。
138
139 多くの話は愚痴のような気がするが、教訓も得られる。読み直して理解できたこ
140 ともある。
141
142 木村先生の持論は(計算機)専門家養成のためには「ボタン押し」をやらせるだった
143 かと。
144
145
146 4.1. ミニコンの世界
147
148 背景になっている当時の環境を少し書いておく。 ミニコンとは 4K語から16K語
149 程度の主記憶(コアメモリ、後に半導体メモリに置換え)をもつコンピュータをさ
150 す。
151
152 * 1語はおおむね16ビットである。
153
154 周辺機器(入出力)はテレタイプ(TTY)と紙テープリーダ程度。TTYは毎秒10字だっ
155 た。
156
157 * 紙テープによる入出力 (最大でも500字/秒) はあるが、HDDなどは標準では
158 なかった。 フロッピーディスク(これも死語か)すらなかった時代である。
159
160 操作盤(コンソール)にあるボタンを押して操作する・できる。
161
162 * メモリに直接書き込める。レジスターやメモリをランプに読み出せる。 プ
163 ログラムの停止、実行もコンソールのボタンで指定できる。(break pointの
164 設定はなかった。)
165
166 「計算機言語第一」という講義があり、ミニコンNEAC 3200を利用した演習もあった。
167
168
169 4.1.1. メモリプロテクト騒動記
170
171 * 結論: 手抜きのハードウェアの相手をするには手間がかかる。(対応できる
172 部分はまだまし。)
173
174 Hitac 5020 でも似たような話があったと思うが、思い出せない。
175
176 現在ではこんな話は自前で計算機を作るひとの間でしかできないだろう。 計算
177 機設計が趣味というひとの登場を願う。
178
179
180 4.2. 教育
181
182 学科の学生には 「10年後でも役に立つ(陳腐化しない)教育」をということだった
183 が、 実際にはどうなのか。分からない。
184
185
186 4.3. ワークステーション、UNIX、ネットワークの時代へ
187
188 1980年代からの30年ほどはハードウェアの性能向上がすざましくて、 並列処理
189 以外のソフトウェア面での性能改善意欲を失わせるものだった。
190
191 ネットワークの有り難さを知った時期でもあった。
192
193
194 5. 木村泉先生/プログラミングシンポジウム
195
196 https://prosym.org/prosyncontents.html
197 <https://prosym.org/prosyncontents.html>
198
199
200 5.1. 構造的プログラミングとその経験
201
202 1975年7月の3日間に 発足したばかりの筑波大学で行われた。 木村先生と筧捷
203 彦、辻尚史の両氏が幹事を担当した。 エアコンが使えないため蒸し風呂状態の
204 教室での講演・議論だった。 工事中のキャンパス内の教室だったが、宿舎は立派
205 だった。
206
207 参加者46名の集合写真には木村先生手書きの名前表が添えられている。
208
209
210 5.2. ミニコン話
211
212 Hitac-10のシミュレータをFacom 230-45/S で動かしたという話を第16回../プロ
213 グラミング・シンポジウム
214 <https://moin.qmail.jp/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%B3%89%E5%85%88%E7%94%9F/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BD%A5%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0>
215 (1975) でされている。とても、楽しかった記憶がある。(自分はHitac-10に関し
216 てはエキスパートのつもりだった。) CAP/PTTでも拝聴したはずだが、記録には
217 見当たらない。
218
219 ------------------------------------------------------------------------
220
221 * 「16. ミニコンピュータ用シミュレータの設計」 : 木村泉、飯島淳子、辻尚
222 史 第16回 プログラミング・シンポジウム
223
224 島内剛一先生の「システムプログラムの実際」 (*)にあるシステムを「鑑賞する」の
225 が目的だったと理解している。
226
227 * (*) サイエンス社、 昭和47年 4月 発行 (1972年)
228
229 システムの一部であるSPAというアセンブラの性能を改善した話がでてくる。
230
231 * アセンブル処理中でCPU時間をたくさん使っていたのが「名前表探索(順探
232 索)」であった。 この探索作業をホスト呼び出し機能経由でF45Sの探索命令
233 を使い高速化した、との話はいまも記憶に残っている。
234
235 ミニコンのシミュレータを中型機で動かすことの意味については、原著を読んで
236 欲しい。 実機に触れることで得られるはずのものは得られないにしても、 シ
237 ミュレータを動かすことの利点もある。(巨大なメモリとか、豊富な機器類など)
238 デバッグにも有利だが、これは利点と呼べるかは分からない。
239
240 前野はHitac-10を直接触ることができたので、SPAなどの良さは体感していた。
241
242
243 5.3. ファイルシステムの調査
244
245 第17回(1976) プログラミング・シンポジウム
246
247 9 ファイルの内容に関する実例研究 木村 泉, 飯島淳子, 辻 尚史
248
249 スペース(コード)が多いという話をされた。
250
251 それに倣って、前野も総合情報処理センターのM-180でのファイル利用を調査し
252 た。驚きの結果を得た。 ディスク上のファイルと言っても、ほとんどが紙カー
253 ド(1枚80桁)イメージのままだった。 これなら、末尾の空白を取り除くだけで、
254 占有領域は半分以下になる。(コード圧縮しないでも) だが、コンパイラーが対
255 応していなかった。対応してもらうのに何ヶ月もかかった。
256
257 メインフレームでは今後の変化に追従できないと思った。
258
259
260 6. 木村泉先生/日本語
261
262 目次
263
264 1. 木村泉先生/日本語
265 <#A.2BZyhnUWzJUUh1Hw-.2F.2BZeVnLIqe-.A.2BZyhnUWzJUUh1Hw-.2F.2BZeVnLIqe->
266 1. IBM ゴルフボール
267 <#A.2BZyhnUWzJUUh1Hw-.2F.2BZeVnLIqe-.IBM_.2BMLQw6zDVMNww.2FDDr->
268 2. ラインプリンター
269 <#A.2BZyhnUWzJUUh1Hw-.2F.2BZeVnLIqe-.A.2BMOkwpDDzMNcw6jDzML8w.2FA->
270 3. 漢字プリンター
271 <#A.2BZyhnUWzJUUh1Hw-.2F.2BZeVnLIqe-.A.2BbyJbVzDXMOow8zC.2FMPw->
272 4. 日本語ワープロ
273 <#A.2BZyhnUWzJUUh1Hw-.2F.2BZeVnLIqe-.A.2BZeVnLIqeMO8w.2FDDXMO0->
274
275
276 6.1. IBM ゴルフボール
277
278 ミニコンに接続されていた TTY (テレタイプASR-33型) がシリンダーヘッドだっ
279 たのに対し、 IBM セレクトリックタイプライターはゴルフボールヘッド (88文
280 字?) を採用しており、 プリントヘッドを交換することで、出力する文字を替え
281 られる。
282
283 先生はかな文字ヘッドを作らせて、使われていた。 ひらかな主体の手紙をいた
284 だいた記憶がある。
285
286 * (漢字プリンタとか、かな表示のディスプレイはその後だろう)
287 o Facom 230-45S のコンソールの近くに置いてあった記憶がある。
288
289 https://ja.wikipedia.org/wiki/IBM_Selectric_typewriter
290 <https://ja.wikipedia.org/wiki/IBM_Selectric_typewriter>
291
292 http://www1.cts.ne.jp/~clab/Old/Old3.html
293 <http://www1.cts.ne.jp/~clab/Old/Old3.html>
294
295 セレクトリックタイプライターには画期的な訂正機能がありました。
296
297 * 訂正用の白いリボンが付いていて、ミスタイプした箇所へ戻ってミスタイプ
298 したのと同じキーを叩くと、その字を消してくれます。
299
300 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC
301 <https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC>
302
303
304 1978年には「デイジーホイール」が開発され、
305
306 http://www.hi-ho.ne.jp/skinoshita/shef34.htm
307 <http://www.hi-ho.ne.jp/skinoshita/shef34.htm> APL
308
309
310 6.2. ラインプリンター
311
312 メインフレームは漢字プリンタが開発されるまでは、英小文字すら印刷できな
313 かった。
314
315 カタカナが印刷できたかは記憶にないが、EBCDIK (日立用語) があったから、で
316 きたのかも。
317
318
319 6.3. 漢字プリンター
320
321
322 6.4. 日本語ワープロ
323
324 /ワープロ徹底入門
325 <https://moin.qmail.jp/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%B3%89%E5%85%88%E7%94%9F/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AD%E5%BE%B9%E5%BA%95%E5%85%A5%E9%96%80>
326
327
328 * 「松」を愛用しておられた。私も使って重宝した(何度か更新)が、値段が値段
329 で一太郎に乗り換えた。
330
331
332 7. 木村泉先生/ワープロ徹底入門
333
334 岩波新書 16 1988年3月
335
336 パソコンでワープロ機能(ソフト)が使えるようになってきたころの話が中心かと
337 思う。
338
339 * K. B. 配列の比較など、興味深い。(5章 キーボードをめぐって) 専用ワー
340 プロではなく、PC98上の一太郎(第二、第三版)を使って書かれた。
341
342 翻訳書の多い木村先生だが、これは翻訳ではない本のひとつだ。
343
344 この本より前から日本語入力を研究されていたはずだが、かな文字を使った手紙
345 をいただいたことくらいしか 思い出せない。あとはマクロ方式のかな漢字変換
346 とか、漢字コードの話とかがあるはずだ。
347
348
349 7.1. PC環境
350
351 以下は自分の環境の話です。K. B. の話を除き、ほぼ余談。
352
353 メインフレームでは行単位の入出力しかなくて、単語単位の変換が使えない。不
354 便でした。
355
356 * マクロ方式のかな漢字変換をテーマに修論を書いた髙木茂行君はもういない。
357
358 パソコンといってもほぼ PC9801 <https://moin.qmail.jp/PC9801> (NEC) で
359 す。(V30という Intel 互換チップ利用)
360
361 * 1985年7月発売とある。10MHzだった。当時としては大容量の384KB (増設
362 カードで1MB増設した。)
363
364 Dvorak配列が日本語入力と相性がいいということで、最初は 粕川さんの作られ
365 たアダプターを借りて、PC 9801本体とK.B.との間に挟んで利用した。 のちに
366 K.B.ドライバ(ソフトウェア)に置き換えて、いろんな配列を楽しんだ。
367
368 CとKを入れ替えるといいという話をしていただいた。(今だったら、DとKを入れ
369 替えるのがいいかとも思う。)
370
371 Dvorak配列はミニコンの時代から常用しており、Linuxを使っているいまも常用
372 している。
373
374
375 7.2. 端末
376
377 PCはメインフレームのTSSを利用するための端末としても機能します。
378
379 * 高い端末専用機を買うよりも、PCに端末エミュレータを載せた方がずっと安
380 い。
381
382 しかも、端末エミュレータはサイトライセンスで安価に入手できた。(のち、学
383 内開発のものも配布)
384
385
386 7.3. 日本語エディタ
387
388 当初は木村先生に倣って、 管理工学研究所の「松」、ジャストシステムの「一太
389 郎」などを MS-DOSで使った。
390
391 津田塾大の小川貴英さんのSSE日本語エディタが公開されてからは、もっぱらSSE
392 で日本文を作成していた。
393
394
395 7.4. メインフレームでの日本語入力
396
397 ワープロ、PC以前はメインフレーム端末でローマ字入力し、行単位でかな漢字変
398 換して、日本語文の作成を行なっていた。
399
400 * カナ表示可能な端末は存在した。漢字表示可能になったのはいつか。 1985
401 年以前 (1980年ころから)
402
403 行単位の入出力という制約があった。バッチ処理的な変換に頼ることになる。
404
405 * 結果的にローマ字入力だけは高速になるが、正しく変換できたかの確認が行
406 単位であり、
407
408 * その場でやりづらいという問題が起こる。
409
410 マクロ方式のかな漢字変換をテーマに修論を書いた髙木茂行君はもういない。
411
412 パソコンを購入するの理由のひとつに文字単位の入出力ができることがあった。
413
414
415 8. 木村泉先生/センター長
416
417 1986年から4年間 総合情報処理センター長を務められ、UNIXとネットワークの普
418 及に尽力された。 スーパーコンピュータ予算がついた激動の期間だった。
419
420 センター長お疲れさまでした。
421
422
423 8.1. 第二種の計算機利用
424
425 センター長になられたときに、計算させることにしか目が向いていない利用者を
426 説得するために書かれた記事がある。
427
428 メインフレームはプログラミングの助けにはならない。
429
430 * TSSが使えるだけではプログラムの編集にさえ不十分だ。 UNIXのgrepのよう
431 なものさえ用意されていない。(sedもなかった。)
432
433 今後の計算機にはUNIXのような機能も必要だということだ。
434
435 そして、PCやワークステーションはメインフレームとは異なるクラスの計算機で
436 あり、 Groshの法則の範囲外であるというACMの論文を支持しておられた。
437
438
439 8.2. ネットワーク
440
441 東工大ネットワークの基礎づくりにも尽力された。
442
443 * 飯島、池辺、木村、と三代のセンター長のもとで、ネットワーク(ハード
444 ウェア)が培われていった。
445
446 木村センター長時代はその仕上げとも言える時期だ。 (PC Unixの普及も助けと
447 なった。)
448
449 * 利用者がいてのネットワークである、と強調しておられた。(管理者が利用
450 者を振り回すな、という意味だったと思う。) ただ、若手との意見の違いも
451 多少はあった。 (メール管理など管理コストの負担などについて)
452
453
454 8.3. スーパーコンピュータ
455
456 日米貿易摩擦の影響で、スーバーコンの予算が付くことになった。(中曽根首
457 相、日立スパイ事件) 1987年 ETA10+Sun WS群を入れた。 ネットワーク利用を推
458 進する機会でもあった。
459
460 前野年紀
461
462 * 編集
463 <https://moin.qmail.jp/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%A8%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%B3%89%E5%85%88%E7%94%9F?action=edit&editor=text>
464 * コメント <#>
465 * 情報
466 <https://moin.qmail.jp/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%A8%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%B3%89%E5%85%88%E7%94%9F?action=info>
467 * リンク追加
468 <https://moin.qmail.jp/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%A8%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%B3%89%E5%85%88%E7%94%9F?action=quicklink>
469 * 添付ファイル
470 <https://moin.qmail.jp/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%A8%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%B3%89%E5%85%88%E7%94%9F?action=AttachFile>
471 *
472
473 * MoinMoin Powered <http://moinmo.in/>
474 * Python Powered <http://moinmo.in/Python>
475 * GPL licensed <http://moinmo.in/GPL>
476 * Valid HTML 4.01 <http://validator.w3.org/check?uri=referer>
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